2017/11/06 12:05
10月25日より東京・六本木を中心に開催されていたアジア最大級の映画祭【第30回東京国際映画祭】(TIFF)のクロージングセレモニーが3日、東京・EXシアター六本木で行われた。
本映画祭のフィナーレを飾るクロージング作品『不都合な真実2 放置された地球』の舞台挨拶にはアル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領が登壇。本映画祭のコンペティション部門国際審査委員長を務める俳優のトミー・リー・ジョーンズとはハーバード大学学生寮のルームメイトだったといい、ゴア氏は「まさかここで会えるとは思わなかった」と満面の笑みを浮かべながら、ハグと固い握手で互いに再会を喜んだ。続けてゴア氏は観客に向けて感謝を述べるとともに「気候危機の解決の一員になっていただきたいです」と呼びかけた。
そして、前作『不都合な真実』が公開された10年前に環境大臣を務めていた小池百合子都知事が登壇。久々に再会を果たしたゴア氏について、「私は、ゴアさんが地球を守る“伝道師”だと思っています」と語った。さらに小池都知事は「この映画を通して、より多くの方々に、自分たちが地球を壊しているという自覚と“自分たちがこの地球を守るんだ”という想いを持てる意識改革をさらに啓発していっていただきたいですね」とゴア氏へ向けてエールを送った。
なお、この日は【第30回東京国際映画祭】で上映された231本の映画から各部門賞が発表された。コンペティション部門の最高賞<東京グランプリ/東京都知事賞>は、近未来の地球がモノクロで描かれたセミフ・カプランオール監督作のSF映画『グレイン』が受賞。また観客賞は、日本の作品で松岡茉優の主演映画『勝手にふるえてろ』が受賞し、併せて松岡茉優は今年新設した若手キャストに送られる賞<東京ジェムストーン賞>を同作で受賞した。
(C)2017 TIFF
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